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サンキエムソンス日本校創立への想い(代表からのご挨拶)



 
フランスで香水学校として名高いサンキエムソンスの高度に洗練されたプログラムを、日本の皆さまにもお伝えできることになったことは、私にとっても大きな喜びです。


振り返ると、私が仕事として香りと関わるようになってから20年以上が経ちます。

特に、著名な調香師たちを抱え業界をリードする香料会社フィルメニッヒで過ごした十数年は、香りを創り上げ世の中に送り出す面白さに魅了された日々でした。

世界中にちらばる同僚やクライアントとの交わりを通して感じたのは、最先端の香りの世界は常に変化しており刺激に満ちているということ。


世界には香りに情熱を持つ人たちが大勢います。

その仲間に加わる日本人がもっと増えたらどんなに素敵でしょう。

 
嗅覚は人間の五感の中でも最も研究が遅れていた感覚ですが、近年、その重要性は様々な形で認識され始めています。


ふと鼻に届いた香りをきっかけに昔の記憶が一瞬にして鮮やかに蘇る現象を「プルースト効果」と呼びますが、きっと皆さまにも、○○の香りを嗅ぐと△△を思い出す!ということがあるのではないでしょうか。

私の場合、春先の緊張感のある冷たい空気に清々しく漂うジンチョウゲの香りを嗅ぐと、小学生の頃、近くのスーパーへ買い物に行く途中でふと気づいたジンチョウゲの清冽な香りの記憶と重なり、その時に母と一緒に歩いていたことや周りの情景が鮮やかに思い出されます。


香りは脳内の記憶を司る領域との結びつきが強く、香りの記憶が多ければ多いほど、後の人生、記憶のトリガーとなることも増えていきます。


私たちの暮らしを取り巻く様々な香り。

香りの記憶を定着させるには、それを言葉で表現するのが近道です。


香りに関する専門用語や表現する言葉を学ぶことで、たとえば、香水を選ぶ際にイメージするものの表現がより明確になり、ご自身の好みにぴったりの香水を選ぶこともできるようになるでしょう。

また、食べ物の風味やワインの香りを自分の言葉で表現することが出来るようになり、会話も弾み、食卓の楽しみがより豊かに奥深くなります。


嗅細胞は再生し続けますから、日常的に香りをかいで嗅覚に刺激を与え、トレーニングすることで、脳への刺激にもなり、認知症や脳機能の老化・劣化を予防することもできるのではないかとも言われ始めています。


香り初心者の方、プロの視点で香りの勉強をしたい方、香りに携わるお仕事をなさっている方、どうぞスクールのドアを叩いてみてください。


香水や香りの文化を識るのは嗜みとしても大いに楽しいですし、香料や香水の専門知識を学んで最新の情報に触れていただくことにより、香水に携わるお仕事をされている方、また、香料や香水の仕事に就くことを希望されている方にはスキルアップにもつながります。


サンキエムソンス ジャポンは、最先端の専門的な知識を楽しく学ぶ場を準備してお待ちしています。



 

サンキエムソンス ジャポン代表 小泉 祐貴子

  







































 

 

 


 
   小泉 祐貴子
Cinquième Sens Japon代表

慶應義塾大学卒業後、資生堂を経て、世界をリードする香料会社フィルメニッヒにて世界に名高いブランドや大手メーカーを顧客に香水や日用品の香りの開発・マーケティングに長年携わる。同社にて、社会文化的トレンドを分析しコンセプトを提案するチームのアジア・パシフィック代表を務め、生活者の価値観の変化を読み解きながら次世代の香り創りをサポート。
 独立後は、香りのある風景を暮らしの中に作りだす「香り風景デザイン」を提唱し、香りを付加価値とする空間づくり、香り活用に関する法人様のコンサルティング、香水のプロデュース、パーソナルフレグランスのコンサルティング、香りの植栽設計、ルームフレグランス「le phare(ルファル)」の開発など、幅広く香りの可能性を展開している。

2020年にパリに本拠地を置く香りのトレーニングスクール Cinquième Sens の日本代表に就任。
 


株式会社セントスケープ・デザインスタジオ代表取締役

京都芸術大学非常勤講師、東京農業大学非常勤講師、学術博士(環境デザイン分野)